会員コラム

「最近こんなこと」

日韓関係の悪化を市民の力で回復しよう!

片山 かおる(小金井市議)

これまで、ソウルの市民民主主義施策の視察を続けてきた、日韓市民交流を進める「希望連帯」では、2019年3月に「東アジアの平和をめざす日韓市民連帯~日本からのアピール」を発表。4月に韓国の「開かれた女性センター」メンバーを招聘し、居住福祉シンポジウムを開催。

8月には、地域のつながりで格差是正する広津区の社会経済ネットワーク活動を視察。その際にパク・ウォンスン ソウル市長とも会談し、日韓関係を改善するためのアピールを発表。韓国メディアでは大きく取り上げられました。

8/27から日本のメディアファクトチェック運動を開始。10月には韓国の有機農業と小・中・高までのオーガニック無償給食の視察。 12月には韓国で、日本から100名を招待する日韓平和フォーラムが開かれました。日本からは沖縄や福島の問題を語る討論者も参加。 希望連帯の8~10月までの視察報告と、ムン・ジェイン大統領が誕生するきっかけとなった「写真集・キャンドル革命」日本語版もできました。

大財閥中心経済から人びとの命と暮らしを守る社会的連帯経済への転換や、人権尊重を基本とした政策を進めるための哲学など、日本が学ぶべき多くのヒントがここにあります。