労災認定についての相談/例-2

帰宅途中の路上で男性が女性にからんでいました。注意をしたら突き飛ばされ、転んで腕の骨にひびが入りました。通勤災害になりますか。
状況次第で通勤災害となることもあります。
通勤災害では、業務や通勤と関係ない目的で経路からそれたとき(逸脱)、通勤経路上で通勤と関係ない行為をしたとき(中断)は、その後に通常の経路に戻ったとしても原則として認められません。例外として、通学、通院、日用品の購入、そしてトイレに行ったり、短時間の休憩をとったりするささいな行為があります。
このささいな行為の一例として認められたのが、東京のある駅でホームから落ちてしまった人を助けようとして自分が電車にひかれて亡くなった例です。新聞でも大きく取り上げられたので、ご存知の方多いでしょう。ホームから落ちた人を助けようとした行為は恣意的な行為ではなく、とっさに出た反射的な行為であるということで、通勤災害として認められました。質問の場合も、そのときの状況次第で通勤災害と認められるかもしれません。